妊娠前にやることリスト一覧:必要なお金・注意が必要な食べ物は?

妊娠後はお腹の赤ちゃんのために「してはいけないこと」「必要なこと」が増える。子作り・妊娠前に準備したいこと経験談を交えて紹介したい。

やることリスト

予防接種

妊娠を考えた場合に真っ先に行って欲しいのは妊娠を希望する女性およびパートナーの風疹・はしかの抗体検査。予防接種には生ワクチンを使うため妊娠後は予防が出来ず、ワクチン接種日から2ヶ月間は避妊が推奨されている。1990年4月1日以前に生まれた方は母子手帳を確認した上で必要に応じて抗体検査を行うと良い。

なお最近は血液検査や子宮頸がんの検査も可能な「ブライダルチェック」も一般的になっている。こちらは保険適用外(2万円~)なので懐事情と相談して検討してみて欲しい。

風疹

妊娠初期の妊婦が風疹にかかった場合、血液を介して風疹ウィルスが胎児に感染してしまい「先天性風疹症候群(CRS)」と呼ばれる障害を引き起こすことがある。胎児に表れる症状は様々で代表的なものは下記の通り。

  • 心疾患
  • 難聴
  • 白内障

発症する確率は妊娠する時期によって異なるが妊娠1ヶ月なら50%以上。風疹は過去に予防接種を1度受けた場合でも免疫ができる確率は95%で抗体価も徐々に下がってしまう。両親の準備次第で防げる病気なので必ず予防しておきたい。

妻の場合:風疹ワクチンを2度摂取していたにも関わらず抗体価は基準値以下でした。気になる方は検査をお勧めします

はしか(麻疹)

妊婦が麻疹にかかった場合は重症化しやすく、流産・早産のリスクも高まる。また、胎児の発育異常や新生児麻疹をきたす恐れもあるため同様に抗体価を確認しておきたい。自治体によっては検査・ワクチン接種費用の補助もあるので各自治体の情報もチェック。

基礎体温

妊娠を希望する場合は基礎体温をつけるのも重要になる。基礎体温を確認するメリットは下記の通り。

  • 正確な排卵日の把握
  • 妊娠の兆候が分かる
  • 不妊治療時にも活用可

基礎体温をつける場合は小数点以下2桁まで測れる婦人体温計が必要となる。ウチで利用したのは下記の体温計。スマホ転送機能は使用しなかったが価格も安価で特に問題なし。

基礎体温は朝起きてすぐに測る必要があるため継続するには根気が必要だが、自身の女性ホルモンの動きを正確に把握して妊娠に繋げるためにも頑張って欲しい。

栄養管理

妊活中は栄養全般に注意して欲しいのだが、特に「葉酸」は意識して摂取する必要がある。妊娠後に葉酸が足りなくなると胎児の神経管閉鎖障害を引き起こす原因となってしまい、1日に推奨されている葉酸の量も一般的な日本人の食生活では不足している。調べた限りでは妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月までは1日400μg程度のサプリメント服用がお勧めらしい。

ウチで服用していたのは上記ディアナチュラの「葉酸×鉄・カルシウム」のサプリメント。調べるとエレビット(Elevit)の情報が多数出てくるがお値段が張るのでこちらに。鉄分も含まれているので貧血対策にも助かった。葉酸サプリは種類がとにかく多いので自身の栄養バランスを補えるものを選んでみて欲しい。

治療

妊娠するとつわりによる吐き気、だるさ、眠気、頭痛といった様々な変化が現れる。妊娠前に体調を万全に整えておくことが好ましい。

歯の治療

一般的に妊娠後は女性ホルモンの量が変化し歯肉炎にかかりやすくなる。妊婦が歯周病に羅患している場合は低体重児・早産リスクが7倍高まると言われており、タバコ・アルコール以上に注意すべき危険因子となっている。(参考:日本臨床歯周病学会

また、妊娠後は使える麻酔の種類も限られてしまい初期はつわりによる体調不良・後期はお腹も大きくなり治療が難しい。安定期になるまで歯医者を受診できないケースも考えられるため、事前に虫歯を治療し口内環境を整えておこう。

体のケア

Make Room for Baby from YOU! The Experience

妊娠すると眠気、つわり、背中・腰の痛み、頭痛、下腹部痛など体調の変化が顕著となる。動画で分かる通り、週数に応じて胎児が成長し骨と内臓が圧迫され横になっているだけでも体に負担が掛かってしまうため、気になる体調不良・持病がある場合は治療を最優先し万全を期した状態で妊娠を迎えたい。

心のケア

体の治療以上に重要とも言えるのが「心のケア」。妊娠後はホルモンバランスの変化や体調不良、出産・子育てに対する不安からイライラや気分が落ち込みやすくなる。パートナーの何気ない一言が気になり夫婦関係が悪化することも少なくない。妊娠前の時点でストレスを抱えている場合は余裕がある内に改善を試みたい。

趣味

妊娠中は体調不良やお腹が大きくなるため行動の多くに制限が掛かる。妊娠前に存分に楽しんでおきたい趣味を紹介しよう。

スポーツ

妊娠中は母体の安全のためにスポーツ趣味全般が行えなくなる。妊娠中でも行えるのは「ヨガ」「スイミング」など「マタニティ〇〇」と呼ばれるものばかり。体を動かす趣味がある場合、妊娠前に存分に楽しんでおきたい。

特に意識したいのは楽しめる季節が限られる「スキー」「登山」などのアウトドアスポーツ。時期を逃して来年ーのつもりが妊娠・出産・子育てと続き次のチャンスは子供が育った数年後…になり得る。今の趣味が次できる機会がいつになるか考えて後悔が無いように楽しんでおきたい。

海外旅行

海外旅行に行くなら妊娠前がベスト。旅行先の国によっては感染症に掛かるリスクも高く、妊娠中は摂取できるワクチンも限られてしまう。母体への負担も大きく旅行自体が医学的に推奨されていない。行きたいビーチリゾート、絶景、グルメ等があれば妊娠前に夫婦二人きりの時間を用意するのも良いだろう。

デート

夫婦2人だけのデートも後悔が無いようにしたい。妊娠中は遊園地の絶叫系マシンは勿論、ボウリング、飲み会など行けない場所、出来ないことが増える。移動・行動・食事に制限が掛かる前に旅行、温泉、アクティビティなどで2人の思い出を作っておくと良いだろう。

食事

妊娠後は特に注意が必要な食生活。妊娠前の食事で気をつけたいことを再確認。

好きなものを食べる

妊娠前の食事は「栄養バランス」や「NG食品」にばかり注目が集まりがちだが、個人的には「好きなものを食べておく」ことを推奨したい。というのも妊娠後はつわりによる吐き気で食欲自体が無かったり、胎児の成長・発達、食中毒リスクを避ける観点で食事に制限が掛かる。更には8人に1人は「妊娠糖尿病」、4%は「妊娠高血圧症候群」に分類されて食事療法が必要となることも少なくない。今のうちに好きなものを食べておくことも重要だと言えよう。

妻の場合:妊娠糖尿病に分類され毎食後、血糖値を測る生活となりました。病院によっては計画出産になる等の影響もあるため食生活には注意しましょう。

ただし、飽くまで常識的な範囲内で暴飲暴食は避けること。妊娠後は胎児と母体の安全のために健康的な食生活が余儀なくされる。アルコール・カフェインに依存気味なら減らしておくことも重要。

妊娠後NGは?

妊娠後に注意が必要な食べ物・飲み物に対する知識も早めに学んでおきたい。NGリストで代表的なものは下記の通り。

  • アルコール
  • カフェイン
  • 生肉、生魚
  • ナチュラルチーズ

1日3食バランス良く食べる食生活を妊娠前に心がけたい。

貯金

現実的な問題として重くのしかかるのはお金の話で妊婦健診、出産・入院費用も馬鹿にならない。出産までに必要なお金はざっと下記の通り。

妊娠~出産時点で合計で70万円のまとまったお金が必要となる点に注意したい。実際には出産一時金(42万円)や補助券の利用で自己負担額は少なく収まるはず。

妻の場合:妊娠糖尿病による教育入院費用(5万円)や血糖値検査キット、処方薬等の出費、安静指示による1ヶ月の欠勤も発生しました。出産費用は80万円前後。

世帯としての貯金状況や産前・産後休暇時の収入、利用できる制度や受け取れるお金、必要な手続きなど調べること・考えることは非常に多い。家族構成と育児費用を含めたライフプランの設計を早めに行っておくこと。

情報収集が大事

妊娠前から十分に情報を調べておくことで必要なことも分かり不安もなくなるはず。Webや雑誌などでアンテナを張り巡らせておくと良いと思う。「たまごクラブ」などの雑誌は付録が良いタイミングを狙って購入すると良いだろう。十分な余裕を持って良い妊娠前ライフを満喫して欲しい。

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